社内副業のすすめ
時代の変化はすさまじいものです。
1つの収入に頼っていては、大変厳しい時代に入っています。
それは、サラリーマンや経営者でも同じです。
年功序列の給与体系は、100%崩壊しているといっていいでしょう。
しかも、企業は一部の会社を除いて、成長よりも維持に必死です。
維持ということは、経費削減とリストラです。
これは、企業の責任ではなく、社会の仕組みが根底から変化しているのです。
副業といっても、本業をおろそかにしてはなりません。
本業は最も大切です。
事実、副業である程度成功している人は、本業も成功しています。
それは、その人の考え方に由来するもので、何事も明るく、ポジティブな人が成功しています。
要するに、収入の入口を1つではなく、2つ、3つと複数にすることが、これからの生活に安全を保証するものとなります。
すなわち、1本の足で立つより、複数の足で立ったほうがより安定するということです。
l すでに何かのビジネスを保有されている場合・
小コングロマリットが有効です。
コングロマリットとは、サービスや商品の種類を増やすことです。
新規のお客様を獲得するよりも、既存のお客様に、新しいサービスや商品を売り込むことです。
本当に利益をあげてきたマーケッターは、新規顧客獲得にかかる費用や競争をなるべくなくそうとします。
すなわち顧客の数を増やすのではなく、すでに獲得したお客様の取引の数を増やそうと努力するのです。
商品にあった顧客を探すのではなく、顧客にあった商品やサービスを探すのです。
ほとんどの人が業界という常識にとらわれています。
業界の常識にとらわれてはいけません。
たとえば小売業の場合、一つのメーカーの商品を他メーカーと競争しながら、売っていくことも大事です。
しかし、その市場には限界があります。市場を拡大していく以外に道はありません。メーカーの協力を得られる間は、一生懸命やるべきです。
小さな会社は、大手メーカーの力を借りて市場を拡大するのです。
しかし大抵の場合、ある時期をさかいにメーカーは調整に入ってきます。
逆を言えば、メーカーの「市場拡大という目的」に私たちが、利用されたことに気がつくでしょう。
今は、改めて信頼を獲得することに集中しなければなりません。
他の同業者と同じように見られないために・・・。
そしてそのお客様の取引アイテムを一つ一つ増やしていくのです。
商品やサービスを少しずつ増やしていく・・・これも副業の考え方と同じです。
業界にこだわってはいけません。
小コングロマリットはあなたの会社内の副業なのです。
l 次にレバレッジです。
レバレッジとは簡単に言うと『テコ』のことです。
理科で習ったテコの原理のテコです。
何か新しいことを始める場合、出費や投資を恐れてはいけません。
時には、借金も必要です。
この借金・投資をレバレッジといいます。
他人のお金(借金)やわずかなお金をテコにして、大きなキャッシュを手に入れることです。
多くの人はレバレッジの考え方を理解していません。
自分の家を建てたり、マイカーを購入するために借金をする人はたくさんいます。
でも、この借金はレバレッジではありません。
家を建てて他人に貸す・車を買ってタクシーとして稼ぐ、これがレバレッジです。
レバレッジの原理を理解している人は、信じられない成功をするのです。
宝くじ感覚で副業するのはお勧めできません。
オススメの本
『となりの億万長者』
トマス・J・スタンリーとウィリアム・D・ダンゴ(早川書房)
『バビロンの大富豪』
ジョージ・S・クレイソン(キングベアー出版)・・・この本はプレミアが付いてなかなか手に入りにくくなっています。(註)
『ユダヤ人大富豪の教え』
本田健(大和書房)
『金持ち父さん貧乏父さん』
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