2010年9月18日土曜日

社内副業のススメ

社内副業のすすめ

時代の変化はすさまじいものです。

1つの収入に頼っていては、大変厳しい時代に入っています。

それは、サラリーマンや経営者でも同じです。

年功序列の給与体系は、100%崩壊しているといっていいでしょう。

しかも、企業は一部の会社を除いて、成長よりも維持に必死です。

維持ということは、経費削減とリストラです。

これは、企業の責任ではなく、社会の仕組みが根底から変化しているのです。

副業といっても、本業をおろそかにしてはなりません。

本業は最も大切です。

事実、副業である程度成功している人は、本業も成功しています。

それは、その人の考え方に由来するもので、何事も明るく、ポジティブな人が成功しています。

要するに、収入の入口を1つではなく、2つ、3つと複数にすることが、これからの生活に安全を保証するものとなります。

すなわち、1本の足で立つより、複数の足で立ったほうがより安定するということです。

l    すでに何かのビジネスを保有されている場合・

小コングロマリットが有効です。

コングロマリットとは、サービスや商品の種類を増やすことです。

新規のお客様を獲得するよりも、既存のお客様に、新しいサービスや商品を売り込むことです。

本当に利益をあげてきたマーケッターは、新規顧客獲得にかかる費用や競争をなるべくなくそうとします。

すなわち顧客の数を増やすのではなく、すでに獲得したお客様の取引の数を増やそうと努力するのです。

商品にあった顧客を探すのではなく顧客にあった商品やサービスを探すのです。

ほとんどの人が業界という常識にとらわれています。
業界の常識にとらわれてはいけません。

たとえば小売業の場合、一つのメーカーの商品を他メーカーと競争しながら、売っていくことも大事です。

しかし、その市場には限界があります。市場を拡大していく以外に道はありません。メーカーの協力を得られる間は、一生懸命やるべきです。

小さな会社は、大手メーカーの力を借りて市場を拡大するのです。

しかし大抵の場合、ある時期をさかいにメーカーは調整に入ってきます。

逆を言えば、メーカーの「市場拡大という目的」に私たちが、利用されたことに気がつくでしょう。

今は、改めて信頼を獲得することに集中しなければなりません。

他の同業者と同じように見られないために・・・。


そしてそのお客様の取引アイテムを一つ一つ増やしていくのです。

商品やサービスを少しずつ増やしていく・・・これも副業の考え方と同じです。

業界にこだわってはいけません。

そうすると、既存のお客様から今までの数倍の利益を上げることができるのです。これを「小コングロマリット」といいます。

小コングロマリットはあなたの会社内の副業なのです。


l    次にレバレッジです

レバレッジとは簡単に言うと『テコ』のことです。

理科で習ったテコの原理のテコです。

何か新しいことを始める場合、出費や投資を恐れてはいけません。
時には、借金も必要です。

この借金・投資をレバレッジといいます。

他人のお金(借金)やわずかなお金をテコにして、大きなキャッシュを手に入れることです。

多くの人はレバレッジの考え方を理解していません。

自分の家を建てたり、マイカーを購入するために借金をする人はたくさんいます。

でも、この借金はレバレッジではありません。

家を建てて他人に貸す・車を買ってタクシーとして稼ぐ、これがレバレッジです。

レバレッジの原理を理解している人は、信じられない成功をするのです。

宝くじ感覚で副業するのはお勧めできません。



オススメの本
『となりの億万長者』
トマス・J・スタンリーとウィリアム・D・ダンゴ(早川書房)


『バビロンの大富豪』
ジョージ・S・クレイソン(キングベアー出版)・・・この本はプレミアが付いてなかなか手に入りにくくなっています。()

『ユダヤ人大富豪の教え』
本田健(大和書房)

『金持ち父さん貧乏父さん』
ロバート・キヨサキ(筑摩書房)


その他の副業  何かを代行する。ネットでショップを開く。http://www.honmono-m.com/shop/